事務作業は外部委託かアルバイトを雇うか?どっち!?

創業したてで事業規模が小さいうちは、事務作業はそれほどありません。
とはいえ、面倒くさい作業が連なります。
法人の場合の事務作業には以下のものが挙げられます。

  • 記帳、レシート保管
  • 支払いなど
  • 領収書、請求書、納品書などの発行
  • 電話対応
  • 書類整理
  • 入金確認
  • 申告
  • メールチェック

これらの作業を外部委託するかアルバイトを雇うかどっちがお得か考えました。
*業種、規模、事業主の得意分野などによって異なります。

事務作業は多くはないが事業主はできない場合とお考えください。

アルバイトを雇う派

  • 一日5時間 時給1000円 月20日 月10万円 年120万円
  • 雇用保険に加入、給与支払事務(源泉徴収など)
  • 税務申告のみ税理士に委託 年15万円

問題点
経理をきちんとできるアルバイトが条件よく見つかるか

利点
営業時間内の電話対応、来客対応その他細かいところまで可能

外部委託派

  • 記帳、申告→税理士に委託
  • 領収書、請求書、納品書、通帳記入、書類整理→自分で
  • 電話対応→秘書サービス

税理士→年25万円
秘書サービス→年25万円

利点
専門家なので確実

問題点
電話対応、その他事務の柔軟性に欠ける

そべての事務作業を外部委託ではまかないきれない(請求書発行等)
ということで、一番いいのは

折衷派アルバイト+外部委託

  • 税理士 年25万円~
  • 秘書サービス→年10万円(アルバイトのいない時のみ)
  • アルバイト 時給800円×4時間×15日=月48,000円 年576,000円

計1,076,000円

こうするとアルバイトの質は少し落ちるものの、難しい部分は外部委託できます。
アルバイトは月48,000円程度でしたら、雇用保険や社会保険の負担がなく(注)
経費や手続き関係の事務を抑えることができます。

また、消費税の申告でも
外部委託費は仕入れ金額になるので節税にもなります。

ということで

記帳業務+書類作成業務(役所関係、契約書関係など)は行政書士事務所に依頼してはいかがですか(笑)

申告が簡単な場合や売上が3000万円未満、利益もそれほどでない場合は
申告は自分でやり、日々の会計記帳を外部委託することも可能です。

  • 会計記帳業務(行政書士へ委託)→年12万円程度
  • 契約書作成、チェック、役所への届出関係(行政書士へ委託)→年5万円~
  • 秘書サービス(外部委託)→年10万円
  • アルバイト→年576,000円

これで 役所届出関係の手続きとおさらば!