意外と知らない?登記簿謄本のこと

士業の人間にとっては、登記簿謄本って身近なものですが
一般の人にとっては「なんやそれ?」というもののようです。

登記簿謄本とは
「登記事項証明書」という名前で、不動産(土地や建物)の所有者は誰だとか、いつ建てたとか、広さはどんだけであるとか、どこどこ銀行の担保がついているだとかの情報がわかります。

不動産の登記簿謄本の他に会社の登記簿謄本(履歴事項証明書 等)もありますが
今回は不動産についてにしときます。

この登記簿謄本は法務局にいってお金を払えば、どこの誰でもGETできます。

法務局に行かずともインターネットを使えば同じ情報を見ることができます。(有料、登録制)

注意しないといけないのは、住居表示(いわゆる住所)と登記地番というものがあり、同じ不動産でも表記が異なることが多く法務局で調べる必要があります。(法務局にあるブルーマップという地図で調べれますし、電話でも教えてくれます。)

「大阪府八尾市西山本町一丁目1-15の登記地番教えてください」と管轄法務局に電話をかければ親切に教えてくれるはずです。

ですので


自宅の相続が発生したけどそもそも所有者わからない、権利証もないし・・
といったときは登記簿謄本を調べれば良いのです。

はたまた、実家の隣の空家(誰も住んでないけど)草木がボウボウに生えていて困っているので
所有者になんとかしてもらいたい。でも誰が所有者か誰か知らない・・

といった時も登記簿謄本を調べてみましょう。
所有者と住所が載っていれば手紙を送れます。(市役所にいってもいいですけどね)

夫の不倫相手の後をつけて行ったけど
まさか不倫用に勝手にマンション購入していないでしょうね(怒)

といったときも登記簿謄本を見てみましょう。そのマンションの所有者がわかります。

自分の自宅ってどうなってるのかな?
と思っている方は登記簿謄本を調べてみてください。

法務局に行くのがめんどうだったり、ネットが苦手な方は当事務所に来てください。
1つ、500円~で調べます。