NPO法人格の安易な取得は危険です

NPO法人の認証申請をしても事後の手続きをしっかり行わないと
その団体の信頼性が逆に失われたり、税金だけがかかってしまうケースがよくあります。

例えば、事業報告書はきっちり期限内に提出する必要がありますし
法人の経理も帳簿をつけて行う必要があります。
資産や役員の登記も定期的に行うことが必要です。

法人格を取得するメリットのみを考えて、法人格を作ったはいいけれども
そのあとの経理や事務を行う能力を整えずに法人を運営することはできません。

法人格ができたら口座の名義変更
車両や賃貸契約などの名義変更も必要です。

従業員として雇用する場合は、社会保険の手続きも必要です。

NPO法人格の取得を考えている皆様
そのような手続きをできるかどうかを検討もしっかりしてください。

ちなみに、手続きは専門家に任せることも可能です。
その場合は、事業規模に応じて、ある程度の費用も掛かりますので
事業を続けるうえでのお金の流れを予測して計画を立てる必要があります。

当事務所では、NPO法人の設立の計画をしている方にはまず
この手続きについて確認します。
作りっぱなしにならないように当事務所でサポートさせていただきたいと思います。
まずはご相談下さい